技法-ピントをぼかそう

ボケ表現は写真を見る人に注目させたい部分(主役)を浮き立たせる効果を持つ。たとえば右記の写真では少女のみにピントが合っており背景はぼけているが、この状態では見る人の多くは背景に注目しない。これは心理的な要因によるものであり、これによって写真内に写った余計なものから鑑賞者の目をそらすことができる。
また、ボケ表現はやわらかい印象を、パンフォーカス表現は硬い印象を与える効果がある。花、動物、子供、若い女性などにボケ表現が多く用いられるのは柔らかく印象付けるのが一つの目的である。
逆光で点光源がうまくボケると、レンズによっては玉ボケが生じ、幻想的な効果が生ずる。

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ピントのぼかしかた

ボケの作り方には大きく分けて三つの方法がある。

絞りを大きく

絞りをおおきく開く(F値を小さくする)と被写界深度が浅くなり、ピントを合わせた部分の前後がぼける。F値が小さいほどボケの量も大きくなるが、解放絞りではレンズの収差も出やすくなるので、少し絞って撮影する場合も多い。

望遠レンズを使う

望遠レンズを用いるとやはり被写界深度が浅くなるのでボケを作るのに用いられる。この方法は前記1.と併用してポートレート(人物写真)に多く用いられる。

被写体に近づく

被写体に近接して撮影するほど、背景がぼけやすくなる。この方法は花の写真などに用いられる。マクロレンズや接写リングの利用なども有効で、絞り開放と併用すると、幻想的な写真ができる。

デジカメでのボケ

ボケはフィルムまたは撮像素子の大きさにも影響される。同じ画角・同じ明るさで撮影しようとしたとき、フィルムまたは撮像素子のサイズが小さいほど(被写界深度が深くなるので)ボケは小さくなる。デジタルカメラは、35ミリフィルムよりも小さなサイズの撮像素子を使っていることが多く、得られるボケが小さくなっている。このことから、ボケ表現にデジタルカメラは不向きという評があり、大きな撮像素子を持つデジタルカメラが求められる一因ともなっている。
その一方で、デジタルカメラでは液晶画面によりその場でボケの効果を確認できることから、フィルムより習得が容易になっている。
撮像素子のサイズがAPS-C、フォーサーズの場合はボケが小さくなり、35mmフルサイズ機はボケが大きくなる。

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